宝満たより（平成23年4月・5月・6月） この度の東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになられました方々のご冥福を心からお祈り致しますと共に、寒さ厳しき中で避難生活を送っておられます皆様のご健康と、被災地の一日も早い復興を衷心より祈念申し上げます。 大津波で最愛の家族を亡くされた方、衣食住の全てを奪われ、避難生活を余儀なくされている方々、また、原発の更なる災害を防ぐために、命を懸して尽力されている自衛隊や消防などの方々の多くの映像が放映され、多くの記事が掲載されましたが、皆さんは何を、どのように感じられたでしょうか。 自分が同じ立場であったなら、どのような気持ちでいるだろうか、どうしているだろうか……と被災された方々に思いを馳せて考えながらも、暖かい我が家で、食事に苦労することも無く、平穏な、何も変わらぬ日々を過ごしている自分を顧みることが大切ではないかと思っています。 廃墟となった瓦礫の中を一人の年老いたご婦人が探し物をしてありました。 テレビのリポーターが尋ねます。“何をなさっているのですか” ご婦人は答えます。“津波で流されてしまった仏壇が、この辺りにあるのではないかと探しています” その日の生活もままならぬ中、御先祖の位牌を探されていたのです。とても考えさせられた影像でした。 祭典・行事のご案内 4月 中旬〜下旬 石楠花(しゃくなげ)の見頃 神社の境内、また一の鳥居付近の約200本の「しゃくなげ」が、白や薄いピンクの美しい花を咲かせます。 17日 縁結び大祭 11時斎行 縁結びの神として多くの方にご参拝いただいております当宮では、皆様の良縁と末長いお幸せを祈り「縁結び大祭」を斎行致します。 どなたでもご自由に参列出来ますので、お誘い合わせの上、お気軽にお越し下さい。尚、10時より受付致します。 5月 8日 宝満山峰入り 法螺貝がこだます中、山伏の方々と一緒に、宝満山の開山・心蓮上人の墓にお参りします。参加自由です。 詳しくはこちらへ 29日 護摩焚き 普段、あまり目にすることもなく、体験することも出来ない行事です。ご参拝されて無病息災をお祈り下さい。 詳しくはこちらへ 6月 上旬〜中旬 山紫陽花(あじさい)の見頃 1000本の山紫陽花が、可憐な花を咲かせます。 新緑のさわやかな風に誘われてお参り下さい。 30日 大祓式　16時斎行 この半年間の知らず知らずの内に犯した罪や穢れを祓い、夏の無病息災を願う『夏越の大祓』を斎行致します。ご参列下さい。 戻る

たより　歴史　年間の祭典・催事　アクセス　注目の行事 竈門神社TOP